舌癌の治療法

 舌癌の治療法について代表的なものから挙げてみます。

(1)手術療法

 これは手術によって舌の癌細胞を摘出する治療法です。

 効果は高いのですが、舌の癌がある部分を「切除」して直接癌を締め出すという方法になります。

 「切除」という言葉から分かるとおり、切除する範囲によっては舌の半分以上を失うこともあります。

 手術後には当然、後遺症や障害が残ることになります。

 舌を失って起きる障害としては、嚥下障害(食べ物を食べるのが難しくなる)、構音障害(発音が難しくなる)、味覚障害(食べ物の味がわからない)の3つが代表的です。

 厳しい現実ですが、すでに癌が進行している場合では手術療法による治療も考えられます。

(2)放射線療法

 放射線を体内に照射することによってガン細胞の進行を妨げる、もしくはガン細胞を死滅に追いやります。

 健康な細胞はほとんど影響は受けませんが、残念ながら副作用が生じることがあります。

 照射期間や照射する部位によって微妙に違ってきますが、全身の倦怠感などがあるようです。

 舌癌の場合は、口腔内に照射するわけですが、口がひどく乾いたりするという副作用を聞いたことがあります。

(3)化学療法

 化学療法とはいわゆる「抗がん剤治療」のことです。

 癌細胞に有効とされている化学物質を投薬することによりガン細胞の機能を低下させます。

 しかし、残念ながら副作用が存在します。

 化学物質が全身の血液を通ってしまうために、健康な細胞にまで干渉してしまい、患者様の体力を奪う結果となってしまうのです。

 これについては舌癌の進行具合、患者様の年齢や健康状態を考慮した上で治療法のひとつして選択することになるはずです。


【スポンサード リンク】