舌癌の放射線療法

舌癌の治療法のひとつに放射線療法があります。

 放射線療法とは文字通りガン細胞に対して放射線を照射してガン細胞の機能低下を招き、死滅を招こうというものです。

 抗がん剤を使用した化学療法の場合は深刻な副作用が存在しますが、放射線療法の場合は癌細胞に対してピンポイントで照射できるので選択的な治療が可能になるのです。

 そうはいっても副作用自体は存在します。照射する部位によって異なりますが、体全体に現れる副作用としては倦怠感や吐き気などが表れるようです。これらの副作用は放射線治療を終了すれば時間と供になくなっていくそうです。

 気になる治療効果ですが、ある医療機関の統計によると初期の舌癌の7〜8割は制御することが出来たようです。

 リンパ節などに転移した場合は5~6割に下がっていますが、それでも効果は高い有望な治療法と言えることでしょう。

(1)外照射

 外照射の「外」は体の外側から放射線を照射するという意味で別名“ライナック”とも呼ばれています。

 舌癌の場合は口腔内に放射線を照射することになるので、一定期間口の乾きや味覚障害が現れることがあります。

 深刻な副作用では、舌骸骨に壊死や骨髄炎が起こることもあります。

(2)組織内照射

 全身麻酔を行って、舌に管を通して、そこから放射線を照射する手術法です。

 これはガン細胞のある部分にピンポイントに照射することが可能なので非常に効果が高い方法です。


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